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カンバディアキルトとは
グジャラート州西部のデーブブーミ・ドワールカ県にある「カンバリア(Khambhalia)」。この地域に古くから伝わる刺繍の伝統があり、この地名から「カンバディア(Khambadiya)」という呼び名が生まれたと言われています。
インドで長く使われてきたサリーやクルタなどの古布を素材にした、伝統的なハンドメイドキルトです。これらの衣装には、刺繍やビーズ、スパンコールといった装飾が施されているものが多く、その意匠豊かな部分を活かしてパッチワークに仕立て、全体に細かなステッチを施すことで一枚のキルトが完成します。
「なぜこんなにもキラキラしているのか?」
商人が行き交い、聖地へと続く道にある町、カンバリア。そこで磨かれた「最高に自分を華やかに見せる」ための感性が、この一枚に凝縮されているのではないでしょうか。
知れば知るほどのめり込みそうです。
「カンバディアキルト」という呼び名について
インドでの取引中、刺繍や装飾が施された布を現地の人たちが「カンバディア(Khambadiya)」と呼んでいるのを耳にしました。
Khambhadiya(カンバディア)=「カンバリア産の(もの)」
これは、インドのテキスタイル業界で一般的に使われる呼称なようです。
「カンバディア・パッチワーク」は、正確にはカンバリアという「町の中」だけで作られているわけではなく、カンバリアを中心としたグジャラート州西部一帯の村々(カッチ地方を含む)の女性たちが、古い衣装を再利用して作ったものを、集積地である町の名前からそう呼んでいるそうです。
以上のことから、当店ではそのまま「カンバディアキルト」と呼ぶようになりました。
そもそもインドの手仕事の世界では、厳格な「正式名称」がないことも珍しくありません。
「キルト」と聞くと少し厚みのあるものを想像しますが、インドの製品には薄手のものでも当たり前のように「キルト」という言葉が添えられます。
・ヴィンテージカンタキルト / ラリーキルト
・シルクカンタキルト
・ブロックプリントカンタキルト
もし私が専門店を運営していなかったら、直感的に「お姫様キルト」と呼んでいたかもしれません^^♡
けれど、店としてご紹介する以上は、他のキルトたちとの繋がりや、名前からその姿を想像できる「分かりやすさ」もなくてはならないですよね。
ということで、インドの方の言い方や、産地の話などがすべてしっくりきたので、そのまま「カンバディア」+「キルト」で展開しています。
地域や部族、技法によって呼び方が自由に混ざり合っていくのは、インドの豊かで大らかな文化そのものだなと思います。たぶん日本だと、バリバリ名前付けますよね。名前がないから産地で呼ばれるってことは聞いたことがありません。
話を聞きながら、私は日本との文化の違いに本当におもしろいなー。と思いながら聞き入っていました。
ということで、正式名所ではありませんが名前という枠組みに縛られず、その布が持つ圧倒的なエネルギーをありのままに感じていただければ嬉しいです。
皆様なら、この美しい布をどんな風に呼びたくなりますか?^^
二つの地域の知恵が重なる、いいとこ取りの一枚
このキルトには、インド西部にある二つのテキスタイル聖地の個性が息づいているように感じます。
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グジャラートの華やかな感性
州西部の町カンバリア(Khambhalia)に由来する「カンバディア」の文化。古くなった民族衣装の刺繍を大切に繋ぎ合わせ、新しい命を吹き込む「パッチワークの美学」。商業が盛んで、ミラーワークやスパンコールなど、とにかく「豪華で華やかな装飾」を好む文化。 -
ラジャスタンの確かな技術
華やかな刺繍布を、暮らしの中で使えるように仕立てるのが、ラジャスタンの質実剛健なキルト(刺し子)技術です。布を重ねてステッチを施すことで、繊細な古布を「丈夫な一枚の布」へと昇華させます。
お隣さん同士で、お互いに影響し合ってきた「テキスタイル兄弟」のような二つの地域。グジャラートの装飾のエッセンスを抽出し、ラジャスタンの丈夫な技術で包み込む。この「いいとこ取り」の形のようなカンバディアキルトはAdlangでもお姫様のような刺繍キルトとして多数取り扱いしております。
カンバディアキルトの構造
カンバディアキルトの表面には、装飾性の高いヴィンテージファブリックが使われ、裏面には無地のコットン生地を合わせて縫い上げられるのが一般的です。この二層構造により、見た目の華やかさと実用性を兼ね備えており、ご家庭の洗濯機でお手入れしやすい点も特徴のひとつです。
また、この生地をカットして人形の洋服にリメイクしたり、バッグにしたりとリメイク用の生地として使用する方も多いです。
なお、「カンバディア」という名称が付いたリメイク製品の中には、水洗いに適さないものもあります。
たとえば、伝統衣装の布地を使用した、ざらりとした質感のある「ザリ(ジャリ)カンバディア」と呼ばれるタイプがそれにあたります。素材や仕立てによって取り扱いが異なるため、当店では種類ごとの特性を分けてご案内しています(詳細は下部の青いクッションカバーの段落に掲載しています)。
カンバディアキルトは、刺繍や装飾が生み出す存在感から、インテリアのアクセントとしても高い人気があります。西洋のアンティークキルトと比べると、比較的取り入れやすい価格帯で始めやすいと感じられる方も多いです。
また、カンバディアキルトは、一般的なカンタキルトと同じく、カンタキルトの伝統的なステッチ技法によって縫われています。しかし産地やパッチワークという特性上ラリーキルトの仲間ではありますが、「カンバディア」は、特に装飾性に特化した「進化系」で、全く見た目も異なることから別物として扱っています。
当店では、カンタキルトやラリーキルトと同様に、カンバディアキルトについても専門的に取り扱っており、カット生地やハギレなども取り扱いがあります。
いずれのキルトも、一つとして同じものはなく、布の組み合わせやステッチの表情に個性が宿る、まさに一点物のヴィンテージキルトです。
Adlangでも、カンバディアキルトも大変ご好評をいただいている種類のひとつです。
ハンドメイド品について
すべてハンドメイドで作られているため、縫製や糸始末が完全に均一ではない場合があります。
カンタキルトの直線ステッチは、美しさを保つために結び目を作らずに仕上げられるのが一般的です。一列ごとに玉止めを作ると、キルトの表面がゴロゴロして肌触りが悪くなるのだと思います。地域により違いがあるものの、できるだけ糸を切らずに往復して、結び目の数を最小限に抑えます。キルトの真ん中で糸が終わってしまったら、基本的に結び目は作られず、新しい糸を数センチ重ねて縫い合わせる「重ね縫い」で繋ぐのが伝統的な技法です。もちろん外周の縁取り部分には玉止めがございます。
これらは、地域特有の製法によるものですので、手仕事ならではの個性としてご理解いただけますと幸いです。
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※未掲載品やキャンペーン情報についても、Instagramからご確認いただければと思います。
カンバディアキルトのお手入れ方法
1.洗濯ネットに入れ、中性洗剤を使用し、単独で洗う
2.手洗いモードまたはデリケートモードで洗う
3.脱水は短時間でやさしく行う
4.シワを伸ばし、風通しの良い日陰で干す
インドの伝統衣装の布地を使用したカンバディア

こちらの商品は同じ「カンバディア」という名称ですが、水洗いできないタイプです。現地の人たちは「ジャリ(ザリ)カンバディア」と呼んでいました。装飾紐が付けられているのが特徴です。
これらのタイプでは、パッチを貼り付ける際に糊が使用されることが多く、パッチワークがしっかりと縫い付けられていないため、水洗いをすると糊が溶けてパッチワークが外れる可能性があります。
洗えないと不便ですよね。
ということで、「洗えるように縫い付けられませんか?」とインドメーカーへ聞いた所、「できるよ」とお返事をいただきました。
もちろんその後に紐をしっかりつけます。
当店は、このようにちょっとしたアイデアから、オリジナル商品を作っていきたいと思っています。
Instagramでフォロワーさんからのご意見を元に新商品を制作したりしています。ご興味あるかたはぜひ一緒にInstagramをフォローして一緒に楽しみましょう。
飾り紐が付いたカンバディア製品は、ラグ、タペストリー、クッションカバー、バッグ、ポーチなど、さまざまなアイテムにリメイクされ、その美しさを日常生活の中で楽しむことができますが、当店では、このタイプのカンバディアはあまり取り扱っておりません。理由はカスタマイズしなければお洗濯ができないからです。
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カンタキルト、ラリーキルト専門店
Adlang
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